環境対応型高精度浚渫工法
SUPER GRAB BUCKET DREDGING METHOD
近年、海域や河川・湖沼などにおける底質(水底土砂の表層部分)の有害物質(例えば、PCB・ダイオキシン類)による汚染が深刻な環境問題となっています。
このような汚染底質を除去する際、従来の浚渫工法では、@濁りの大量発生に伴う有害物質の周辺水域への拡散や、A余掘土(汚染底質ではない部分)や余水などの処理費用の増大といった環境・費用両面の問題がありました。
スーパーグラブバケット浚渫工法は、これらの問題を解決して、@「濁りの発生を抑制」することで有害物質の周辺水域への拡散を抑止し、A「余掘土量」や「余水量」を低減することで、汚染底質の「浚渫から処分まで」のトータルコストを縮減するといった特徴を持つ「環境対応型高精度浚渫工法」です。
スーパーグラブバケット浚渫工法には、海域などの「広くて深い場所」に適した「ワイヤー型」と運河、河川・湖沼などの「狭くて浅い場所」に適した「バックホウ型」の2つのタイプがあり、どのような水域にも対応することが可能です。
最近では、「濁りの発生抑制」、「余掘土量の低減」という本工法の特徴を活かして、一般的な浚渫工事においても、本工法が採用されるケースもでてきました。
詳しくは「お問い合わせフォーム」でお問い合わせ下さい。