専用船を用いて、軟弱な浚渫土砂を揚土〜固化処理〜圧送〜打設を行うことが可能な工法
Plant Mxing Vessel-Method
専用のプラント船を用いて、軟弱な浚渫土をセメントなどの固化材と攪拌混合して所定の強度と流動性を有する固化処理土を製造し、埋立材や護岸の裏込材料としてリサイクルを図ることが可能です。
2013年6月には、プレミックス船工法協会(http://pre-mix.jp/index.html)が設立されました。
プレミックス船は、 ①浚渫土を揚土する設備 ②浚渫土に固化材を撹拌・混合する設備 ③処理土をポンプで圧送・打設する設備 を搭載しており、固化処理土の製造から打設まで、1隻で施工が可能です。
粘性土から細砂までを対象とします。
粘性土:砂分含有率が50%未満の土砂で、コンシステンシー試験において液性限界、塑性限界の 値が得られる土砂
砂質土(細砂):上記以外で、2mm以上の礫分が20%未満かつ粘土分5%以上の砂質土
平成6年度以降、令和3年度末までに国内において、東亜建設グループ※で総処理土量約150万m³の多くの施工実績があります。
※東亜建設グループ : 東亜建設工業、信幸建設、東亜海運
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