載荷重・載荷履歴を面的に把握する
東京湾、大阪湾に代表される軟弱な粘性土地盤上で埋立工事を行うと、盛土荷重により原地盤は圧密され、長い年月をかけて徐々に沈下します。最終沈下量や沈下収束時期、埋立時の安定確保には、載荷重・載荷履歴の把握が不可欠であり、これを怠ると不同沈下や埋立中における盛土のすべりの原因となります。従来から沈下管理に用いられきた沈下板や土圧計は、それを設置したポイントのみで把握するものでした。本システムは、ナローマルチビームによる深浅測量やRTK-GPSを設置した測量車の特長を生かし、載荷重・載荷履歴を面的に把握しする新しい層厚・沈下管理システムです。本システムから得られた施工履歴情報をもとに、将来沈下量を予測する沈下計算の埋立層厚履歴モデルを作成することも可能です。
埋立層厚・沈下量鳥瞰コンター
埋立層厚履歴モデル
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