ACCESS法 ―軟弱地盤の調査・設計・施工管理法―

 

概要

我が国の構造物設計に用いるパラメータの決定には、標準貫入試験結果、一軸圧縮試験結果を用いることが非常に多いです。しかし地盤はローカル性が大きく、地域によりサンプリング技術にも大きな違いがあります。 東南アジア諸国や中南米での工事をも行う弊社では、地盤のローカル性に左右されず、誰にでも容易に納得のうえ使用でき、しかも調査→設計→施工管理を一貫した手法で行えるACCESS法を開発しました。ACCESS法は、確実な施工、工期の短縮、工費の縮減を実現した新しいトータル管理手法です。

ACCESS法フロー

特長

1)地盤のローカル性(地域特性)に左右されず、どんな地盤にも適用できる
2)誰にでも容易に、かつ納得のうえ使用できる
3)調査→設計→施工管理を一貫した手法で行える
コーン先端抵抗と設計用せん断強さの関係

コーン先端抵抗と設計用せん断強さの関係

コーン貫入抵抗の深度分布、およびそれを用いて推定した非排水せん断強さと応力圧密度の深度分布

コーン貫入抵抗の深度分布、およびそれを用いて推定した
非排水せん断強さと応力圧密度の深度分布

実績

  • 関西国際空港2期空港島護岸築造工事
  • 北陸自動車道亀田I.C工事
  • セブ湾岸道路建設工事(フィリピン国)

その他

関連論文

  • ACCESS System−地盤のローカル性と地盤の地域格差の克服を目指して−
    ACCESS System to Overcome Regional Differences in Soil Locality and Technical Quality

    投稿先:第41回地盤工学シンポジウム発表論文集、pp.49-54、1996.12

  • A new construction control method for reclamation work in theKansai International Airport second phase project

    投稿先:Soft Ground Engeneering in Coastal Areas,Swets & Zeitlinger,2003

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