静かで確実な液状化防止工法
Spiral Drain Method
スパイラルドレーン工法は、液状化の可能性がある砂地盤中に、ポリエチレン製の円筒型ドレーンであるスパイラルドレーンを鉛直または斜めに打設し、地震時に発生する過剰間隙水をドレーン内に早期に流入・排水させ、過剰間隙水圧の上昇を抑制する液状化防止工法です。
狭隘な箇所・高さ制限のある箇所の液状化対策には、「自走式スパイラルドレーン小型打設機」が威力を発揮します。
また、直打・斜打兼用機を使用することにより、既設構造物直下の施工にも対応できます。
2011年に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0)において、震源より200km以上離れている東京湾沿岸でも液状化による被害が生じましたが、東京都15号地木材埠頭を始めとする当工法の施工エリアは、目立った被害は無く、地震後も施設の供用が継続されていることが確認されています。
※打設本数 171,857本 、 打設延長 2,046,491m (平成26年7月現在)
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