土砂を改良し、液状化防止や支持力の大きい地盤を作る
PREmixing Method
『事前混合処理工法』【PREM工法】は、掘削土砂や浚渫土砂に少量の安定剤(セメント)と分離防止剤を事前に添加して改良した後、運搬し水中に投入して、そのまま安定した地盤を造成する工法です。液状化防止・支持力増加・土圧低減などの改良効果があり、掘削土砂や浚渫土砂のリサイクルに役立ちます。
本工法は運輸省港湾技術研究所(当時、現在の独立行政法人港湾空港技術研究所)と共同研究グループで開発された工法です。
処理の対象となる土砂は、砂の含有率が80%以上の砂質土を基本としています。砂質土に固化材を混合し、さらに分離防止剤を表面に散布することで、水中投入時の材料分離を防止する点に特徴があります。
処理方式には混合・投入時の処理土の状態によって、ドライ式、ウェット式、スラリー方式があります。
ドライ方式の例(ベルトコンベヤによる混合)
詳しくは「お問い合わせフォーム」でお問い合わせ下さい。