大水深での作業を可能にする水中作業ロボット

DEEP CRAWLER

概要

DEEP CRAWLERは、大水深における無人化施工を可能とする水中作業ロボットです。

DEEP CRAWLERは、本体の動力を電動のみとし、遠隔操作を行います。本体形状は足回りに4基のクローラを装備しており、この4基のクローラは各々フリッパ角度を変えることが可能です。また、4軸式のマニピュレータを1基標準装備しています。

主な仕様

1)電動モータによる駆動(足回り・アクチュエータ)
2)足回りに4基のクローラを装備した本体形状
3)不陸での走破性能を上げるため、クローラのフリッパ角度調整が可能
4)標準装備のアクチュエータは4軸の自由度を持つ
5)水深3000m耐圧の設計
6)寸法:L2250×W1650×H2200mm
7)重量:約1.0t(気中)
  • 「DEEP CRAWLER」 本体

    「DEEP CRAWLER」 本体

  • 「DEEP CRAWLER」 操作装置

    「DEEP CRAWLER」 操作装置

  • 海洋における作業イメージ

    海洋における作業イメージ

  • 狭隘な水路内における作業イメージ

    狭隘な水路内における作業イメージ

特長

1)3,000m水深の圧力に耐える設計で、海底鉱物資源のある深海でも作業が可能です。
2)フリッパ角度が調整できるクローラにより、不陸の多い場所でも走破性能の確保が可能です。
3)小型軽量な装置であり、簡素な付帯設備で運用が可能です。
4)本体上部には計測装置など、追加の装置を搭載できるスペースを有しています。
「DEEP CRAWLER」システム試運転状況 (DIDSON、水中ソナー搭載)

「DEEP CRAWLER」システム試運転状況 (DIDSON、水中ソナー搭載)

実績

  • 海底ケーブル調査(潮流発電事業)
  • 水路トンネル内調査(民間工事)

その他

関連特許

  • 特許第6689630号、特許第6912285号

お問い合わせ

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関連技術