ダイオキシン類等汚染底質を原位置で不溶化・固化

CDM-SSC工法(水底汚染土対策原位置固化処理工法)

Stabilization & Solidification of contaminated soil Method

概要

港湾、河川、湖沼などに堆積したダイオキシン類等の汚染底質にセメント系等の固化材を添加し、原位置で機械撹拌混合して固化処理すると共に、汚染物質を安定化処理する工法です。
CDM-SSC工法は覆砂と原位置固化処理を組み合わせた工法であり、あらかじめ汚染底質上に覆砂を行い、その下部の汚染層を固化処理します。撹拌機には密閉式の汚濁防止カバー及び汚濁防止膜の二重の汚濁防止装置が取り付けられており、覆砂の効果も併せて汚染物質の拡散を完全に防止しながら汚染底質を原位置固化処理することが可能な工法です。

CDM-SSC工法(水底汚染土対策原位置固化処理工法)

(CDM研究会パンフレットより引用)

特長

1)水底汚染土の固化封じ込め
台船にCDM陸上機を搭載して施工するCDM-FLOATにより固化処理を行うため、安定化処理の信頼性が高く、運河等狭い場所での施工が可能です。
2)覆砂+原位置固化処理
覆砂で汚染土を被覆してから処理を行うため、表層汚染底質の処理も可能であり、撹拌混合時の汚濁拡散による二次汚染を防止します。
3)二重の汚濁拡散防止対策
撹拌機には、密閉式の汚濁防止カバーと汚濁防止膜が取り付けられ、二重の拡散防止対策でダイオキシン類等汚染物質の拡散を防止します。
4)工期短縮
改良形状は、単軸から3軸施工までのCDM各工法の採用が可能であり、工期短縮が可能です。
  • 汚濁防止カバー

    汚濁防止カバー

  • 汚濁防止膜

    汚濁防止膜

(CDM研究会パンフレットより引用)

その他

関連特許

  • 特許第3702407号、第5162105号

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