生物多様性行動指針

■基本理念

豊かな生態系や自然環境は、生物多様性によって維持されている。私たちはその恩恵によって命をつないでおり、生物多様性の保全と持続可能な利用は人類の生存に関わる重要事項である。
東亜建設工業はこれまでたくさんの社会基盤の整備に携わってきた。さまざまな仕事との出会いのなかで地球の息吹にふれ、自然の恵みやそれを支える多様な生物の営みのすばらしさを実感してきた。これらの経験とこれまで磨いてきた知恵と技術を調和させ、生物多様性の恩恵を受ける一員として、東亜建設工業は未来にこの恵みを伝えていく。

■行動指針

  • 1.事業活動における姿勢

    事業活動に伴う生物多様性への影響に十分配慮し、自然資本を守り活かす持続可能な社会の実現に貢献する。

  • 2.コンプライアンス

    国や地域に適用される生物多様性に関わる法令等を遵守し、高い倫理観をもって事業活動を行う。

  • 3.建設事業における取組み

    建設事業を行う地域の生物多様性に配慮した設計・施工等を実施するとともに、調達においても生物多様性の保全と持続可能な利用を推進する。

  • 4.環境教育

    教育などを通じて、生物多様性を基盤とする恵みやその損失によるリスク等に対する意識向上を図り、生物多様性に配慮した事業活動を推進する。

  • 5.研究開発

    生物多様性に関連する研究開発を推進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に貢献する。

  • 6.情報開示およびコミュニケーション

    生物多様性にかかわる情報を発信するとともに、ステークホルダーとコミュニケーションを図る。

以上
2010年7月5日策定
2024年5月30日改訂