施工段階のBIM最前線を紹介する「施工BIMのインパクト2023」に参加
〜「鋼製建具生産・内装プレカットの供給網における生産性向上のためのBIM活用方法」を紹介〜

2023年11月09日

東亜建設工業株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:早川毅)と野原グループ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野原弘輔)は、2023年12月5日(火)にオンラインで開催される「施工BIMのインパクト2023」(主催:株式会社日刊建設通信新聞)の講演プログラムにて、次表の通り、2022年度に実施したBIMを活用した建具生産施工・内装プレカット施工の共同実証の取組みを紹介します。

建設業界では、官民でBIMを使ったワークフローの標準化やデータ連携の拡大に向けた取組みが進んでいます。東亜建設工業と野原グループは、建築主、設計者、元請業者だけでなく、協力業者まで含んだサプライチェーン全体の業務改善と効率化を目指し、2022年度に、研究施設の増築工事における施工段階(内装・建具工事)でのBIM活用を実証し、建具工事でのBIM活用で、スチールドアの見積・作図・製作期間の最大50%削減という結果を得ました。本講演では、両社がそれぞれ、ゼネコン・建設DX推進企業の視点から、建設プロジェクトの全体工期の終盤に行われる専門工事である内装と建具の製造・施工におけるBIM導入効果と、施工フェーズでの効率的なBIMの活用方法について言及する予定です。

「施工BIMのインパクト2023」は、施工段階のBIM最前線の取組みをセミナー形式で紹介するウェブセミナーです。ぜひ、多くの方々にご参加いただき、BIMが変えていく施工の未来を感じていただきたいと考えています。

■施工BIMのインパクト2023について
イベント名 施工段階のBIM最前線を紹介するウェブセミナー 「施工BIMのインパクト2023」
開催期間 2023年12月5日(火)13:00〜16:45(12:45配信開始)
開催形態 オンライン
登壇概要
● 登壇者
東亜建設工業株式会社
経営企画本部
DX推進部 部長 兼 DX企画課長
中野 亘
(写真左)

野原グループ株式会社
BuildApp事業統括本部
建設DX推進統括部 建設DX 3部
部長 石田 渉
(写真右)

● 講演テーマ
鋼製建具生産及び内装プレカットのサプライチェーンにおける生産性向上のためのBIM活用方法

【内装工事におけるBIM活用】
BIMデータを情報基盤として、内装壁のBIMモデル詳細化、建材の自動集計、見積・発注・プレカット・施工管理の支援内容とその効果

【鋼製建具の製造連動・施工におけるBIM活用】
BIMを活用したデータ連携による自動積算・建具施工図自動化・バラ図自動化による生産連動の各プロセスと利点を解説
主催 株式会社日刊建設通信新聞社
入場料 無料(事前登録制 
※応募フォームへの入力はこちら
WEB https://www.event-reg.jp/bim/231205/

関連リンク

野原グループ株式会社

研究施設の内装工事にBIM活用によるプレカット施工を導入
現場施工時間が最大20%削減
(2023/6/13発表)

国土交通省BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業(実証結果)
スチールドア等の生産サプライチェーンにおけるBIM活用で、「見積・作図承認・スチールドア生産」の各工数を最大50%削減
(2023/4/18発表)

本件に関するお問い合わせ先

東亜建設工業株式会社
経営企画本部 経営企画部 広報室
E-Mail:toa-webmaster@toa-const.co.jp
TEL:03-6757-3821