現場作業員の落水を検知し、救助初動を支援

広域通信型 落水者救援支援システム

 

概要

「広域通信型 落水者救援支援システム」は、水上作業(河川、港湾等)において、作業員の落水を検知し、関係者へ通知するとともに、事故発生位置の追跡を行う安全管理システムです。落水を検知すると信号を発信するセンサーと、位置情報を取得するGNSSトラッカーを作業員に携帯させることで、落水事故の発生を瞬時に検知するとともに、作業員の位置がシステム画面に常時表示されるため、早期発見と迅速な救助活動を支援することができます。

また、LPWA(Low-Power Wide-Area Network:省電力広域ネットワーク)規格のGNSSを採用することにより、携帯電話が圏外となる場所でも作業員の位置を把握することが可能です。

説明図

特長

1)GNSS型位置管理端末を使用することで、作業員の位置(座標)がシステム画面上で追跡表示でき、早期発見と早期救助を支援できるため、安全性が向上します。
2)GNSSはLPWA規格に対応しており、携帯電話が圏外となる場所でも利用できるほか、長距離・長時間通信ができるため、落水者の追跡・救助が確実に遂行できます。
3)船内の管理者に振動機能を有する装置を装備することにより、警報音が伝わりにくい環境下でも確実に伝達できます(オプション)。
4)システムと連動し、位置管理・追跡が可能なドローンで捜索を行うことにより、落水者の早期発見・位置確認ができるため、安全性が向上します(オプション)。
システム構成イメージ

管理用PC画面(落水者検知時の表示例)

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