軟弱土をリサイクルした新しい建設材料

ニューソイル

New Soil

概要

ニューソイルは、シールドや地中連続壁の工事で発生する泥水や浚渫土など、今まで利用されていなかった軟弱土に固化材を添加し、高圧脱水・改良した“有効利用できる土”です。盛土材、路床・下層路盤材、構造物裏込め、埋戻し材、水域の埋立材など、様々な用途に利用できます。

●製造工程

製造工程

特長

1)土の強度は固化材(セメントミルク)の添加量に応じて0.5N/mm²〜10N/mm²(5kgf/cm²〜100kgf/cm²)に変えられ、広範囲な用途に対応可能。
2)高圧で脱水するとともに、固化材の化学反応により土の構造が緻密になるため再泥化しない
3)物理的に4MPa(40kgf/cm²)の高圧をかけて脱水・減容化処理するため、添加材の使用量は比較的少なく、環境への負荷が少ない
4)システムの処理能力が高く、従来の低圧脱水と同程度の費用で強度ある土ができる。
必要な強度の脱水ケーキを製造する「高圧フィルタープレス」

必要な強度の脱水ケーキを製造する「高圧フィルタープレス」

お問い合わせ

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ニューソイルを再圧縮するブロックを開発

浚渫土有効活用技術の一つとしてニューソイルを型枠の中に締め固めながら打ち込み、ブロックを製作する工法が開発されています。この開発は国土交通省九州地方整備局が(社)底質浄化協会に委託して行っているものです。