高炉セメントB種に対してフライアッシュを高置換した高流動コンクリート

フライアッシュ高置換コンクリート

Self-Compacting Concrete with High-Volume Fly Ash Replacement of Portland Blast-Furnace Slag Cement Type B

概要

フライアッシュ高置換コンクリートは、石炭火力発電所より産出されるフライアッシュを大量に混和し、産業副産物の活用とCO2排出量の低減を実現した環境配慮型コンクリートです。

JIS R 5213に規定されるフライアッシュセメントでは、普通ポルトランドセメントに対するフライアッシュの置換率を5%超から30%以下の範囲に定めていますが、本コンクリートでは、フライアッシュの置換率を30〜70%の範囲としています。また、対象とするコンクリートを単位セメント量が多い水中コンクリート(水中不分離性コンクリート含む)や高流動コンクリートとすることで、フライアッシュを大量に活用することができます。

この技術は、中部電力株式会社(中部電力株式会社への研究委託元:株式会社JERA)と共同で開発したものです。

  • フライアッシュ

    フライアッシュ

  • フライアッシュ高置換コンクリート(高流動コンクリート)

    フライアッシュ高置換コンクリート
    (高流動コンクリート)

特長

1) 単位セメント量の低減によりCO2排出量を削減
従来の水中コンクリート(水中不分離性コンクリート含む)および高流動コンクリートに求められるフレッシュ性状、充填性、水中不分離性はそのまま保持しつつ、ポルトランドセメントを使用したコンクリートに対して、コンクリート製造に伴うCO2排出量を削減できます。
2) 水和熱の低減によりマスコンクリートにおける温度ひび割れを抑制
フライアッシュを混和したコンクリートは、硬化過程における水和熱を大幅に低減できるため、マスコンクリートにおける温度ひび割れ対策に有効です。
コンクリート製造に伴うCO2排出量(kg-CO2)

※フライアッシュの置換率が大きくなるほど圧縮強度は低下するが、ここでは強度レベルは合わせていません
(高流動コンクリートは要求性能に対して大幅に大きな強度を有する場合が少なくないため)

高流動コンクリートのCO2排出量の一例と削減効果

その他

■技術登録

新技術情報提供システム(NETIS登録番号:CB-250024-A フライアッシュを高含有した環境配慮型コンクリート)

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