サンライズ

概要

サンライズは、山砂・浚渫土などをトレミー管によって埋め戻しするための揚土専用船である。
トレミー管には、二重管トレミー工法を採用している。二重管トレミー工法は、土砂投入時に生じる管内の水位差を循環流として積極的に利用することで、細粒分による汚濁の拡散を防止する工法である。二重管トレミーは伸縮構造になっており、本船では水深17mまで下降可能となっている。

特長

  1. 1)二重管トレミー管

    細粒分による汚濁拡散の少ない埋戻し作業が可能である。

  2. 2)水中シーブ搭載

    水中シーブを搭載しており、アンカーワイヤーを緩めることなく土運船の離接舷が可能である。

  3. 3)自動測深装置(オートレッド)搭載

    自動測深装置(オートレッド)を4台搭載し、出来高の管理を自動化している。

  4. 4)自動操船システム

    船を予め設定した法線上を設定した速度で自動的に移動させることができ、投入量の管理と併用することで、
    効率良く、高精度な投入管理ができる。

  • サンライズ
  • サンライズ

仕様

  • 船体 全長70.0m
    全幅27.0m
    深さ4.5m
    喫水2.2m
  • トレミ形式二重管トレミー
    伸縮構造
    最大水深‐17.1m
    揚土設備 揚土機種類バックホウ
    揚土機能力10m³×2台
    公称揚土能力2000m³/h