減揺タンクによる浮遊ケーソンの動揺低減技術
Motion Reduction Technology for Floating Caissons Using Anti-Oscillation Tanks
減揺タンク工法は、浮遊ケーソンの曳航・据付時に発生する動揺(ROLL・PITCH)を低減するため、ケーソン上に設置した減揺タンクを活用する動揺低減技術です。
減揺タンクは動力を必要とせずに、ケーソンの傾きによる減揺タンク内の水の運動を利用して、ケーソンの動揺を低減するパッシブ型の動揺低減装置です。ケーソンの持つ固有周期と波周期の同調による共振下での浮遊ケーソンの動揺を低減し、安全かつ確実な施工を可能とします。
従来は施工が困難であった海象条件下においても作業可能範囲を拡大できる可能性を有しており、港湾施設の建設工事における施工性・安全性の向上に寄与するものです。
波浪による浮遊ケーソンの動揺と
減揺タンクの動揺低減メカニズム
港湾空港技術研究所の「革新的社会資本整備研究開発推進事業」に採択され茨城港常陸那珂港区で実海域実験により効果を確認
減揺タンクの配置と動揺方向の定義
減揺タンクを考慮した浮遊ケーソンの動揺解析イメージ
シート素材の組立式減揺タンク
令和6年度 伏木富山港(富山地区)岸壁(-10m)(2号)(改良)築造工事(その2)
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