概要
プレキャストコンクリート製のリング(PCリング)を杭頭に被せ、杭と基礎を接合する工法です。このPCリングを介して地震時に生じる上部構造からのせん断力を杭に伝達させます。杭頭を半固定状態にすることで、杭頭に集中する地震時の応力を緩和できるため杭材の損傷を軽減できるだけではなく、杭や基礎梁等のコスト低減が図れます。また、キャプテンパイル工法は、場所打ち杭を対象としており、設計・施工が簡単で、品質も安定して、コストパフォーマンスにも優れた工法です。
特長
- 1)簡単施工、施工性向上
杭頭の納まりがシンプルで、杭頭はつり時に、突出鉄筋もなく施工が速くて簡単です。
- 2)杭の耐震性の向上
杭頭の曲げモーメントが低減でき、杭材の損傷が在来工法に比べて少なく耐震性が向上できます。
- 3)基礎梁・杭のコスト低減が可能
杭頭モーメントの低減により、基礎梁や杭の断面が小さくでき、コンクリート量・鉄筋量の大幅な削減が可能です。排土量が低減できる環境に優しい工法です。
- 4)全ての場所打ち杭に適用可能
鋼管巻きを含むすべての場所打ち杭(800φ〜3000φ)に適用できます。
実績
- 千葉県習志野市 某共同住宅
- 日野多摩平パークハウス新築工事
その他
■評価表彰
■関連特許
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