吹付コンクリートの品質を確保する
自動スランプ調整装置は、吹付コンクリート混練り時のミキサ電流値と砂の表面水率及びコンクリートスランプの相関関係を利用し、表面水率の自動補正を行うものです。バッチ終了後、補正データを次バッチへと連続してフィードバックすることで、適正なスランプを得ることができます。
C:セメント G:砂利 S:砂 W:水
バッチャープラント操作盤と自動スランプ設定盤
機器構成
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スランプ値を高く管理しなければならない場合、吹付コンクリートの流動性は高くなります。このためミキサ電流の変動幅が小さくなり、砂の表面水率とスランプとの相関関係をとらえることが難しくなります。そこで、ミキサモータにインバータを組み込み、ミキサ自体の回転を上昇させることでトルクを増幅し、これを電流値に置き換えることで、相関関係をとらえやすくしています。