東亜建設工業は、ISO26000(社会的責任に関する国際ガイダンス)が示す7つの中核主題(組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティへの参画およびコミュニティの発展)を念頭にCSR活動を行ってきました。この活動をベースとして、より一層の東亜らしい社会価値の創造および東亜建設工業グループの持続的成長をめざして、東亜建設工業グループの事業において優先的に取り組むべき重要課題を以下のプロセスを経て特定しました(右記に示す12課題)。
12の重要課題(マテリアリティ)とSDGsの関係
当社では、ESG/SDGsに関する取り組みにおける重要指標(KPI)および、達成目標を以下のとおり設定いたしました。(2023年 4月1日)
ESG | 重要課題 | 重要指標(KPI) | 2023年度以降 達成目標*1 |
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E | 環境負荷の低減 | 洋上風力発電施設建設事業への参画による再生可能エネルギーの持続的な供給への貢献 | 600MW以上 (2027年度) |
建築:ZEB提案件数 | 5件以上 | ||
建築:設計施工案件でBELS評価5☆の案件数の割合 | 50%以上 | ||
建築:設計施工の倉庫・工場案件の平均BEI値 | 0.6以下 | ||
環境負荷低減に資する研究開発の実施件数 | 14件以上 | ||
建設廃棄物の 削減と再利用促進 |
循環社会実現に資する研究開発の実施件数 | 3件以上 | |
建設廃棄物のリサイクル率 | 96%以上 | ||
環境に配慮した 施工 |
温室効果ガス排出量(Scope1+2)の削減率(2020年度比) | 7.5%以上(2023年度) 25%以上(2030年度) 実質100%(2050年度) |
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温室効果ガス排出量(Scope3)の削減率(2020年度比) | 7.5%以上(2023年度) 25%以上(2030年度) |
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環境事故の発生件数 | 0件 | ||
S | インフラ整備を 通じた社会への 貢献と共生 |
防災・減災に資する研究開発の実施件数 | 7件以上 |
快適な都市基盤・環境整備に資する研究開発の実施件数 | 7件以上 | ||
開発途上国におけるインフラ整備プロジェクトの施工件数 | 年3件以上 | ||
品質の確保・向上 | 不適合製品*2の発生件数(土木) | 5件以下 | |
不適合製品*2の発生件数(建築) | 5件以下 | ||
不適合製品*2の発生件数(国際) | 4件以下 | ||
顧客満足の追求 | 顧客満足度評価(官庁、社内指標) | 80点以上*3 | |
顧客満足度評価(民間、社内指標) | B以上(A〜D評価)*4 | ||
お客様満足度アンケート調査回収率 | 90%以上 | ||
労働安全衛生の 確保 |
重大災害の発生件数 | 0件 | |
重大公衆災害の発生件数 | 0件 | ||
災害度数率(休業4日以上)*5 | 国内0.70以下 国際0.20以下 |
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多様な人財の育成 と活躍推進 |
障がい者雇用率 | 2.3%以上 | |
女性総合職従業員数 | 100人以上 (2030年度) |
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外国人総合職従業員数 | 40人以上 (2030年度) |
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女性準幹部職・幹部職者数 | 20人以上 (2030年度) |
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外国人準幹部職・幹部職者数 | 10名以上 (2030年度) |
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活き活きと誇りを もって働ける 職場環境の構築 |
時間外労働上限規制達成率 | 100% | |
全社員のコンプライアンス意識調査における「従業員満足度」に関する28項目の平均スコア(社内指標) | 前年度スコアを上回ること | ||
G | ガバナンスの強化 | 第三者による取締役会の実効性評価の実施回数 | 中計期間中に1回 |
リスクマネジメントの強化 | 重大な情報セキュリティ事故発生件数 | 0件 | |
BCP全社一斉訓練実施回数 | 年1回 | ||
安否確認訓練24時間応答率 | 100% | ||
コンプライアンスの徹底 | 重大な法令違反行為の発生件数 | 0件 | |
コンプライアンスに関するe-learning受講率*6 | 100% | ||
全社員のコンプライアンス意識調査における「コンプライアンス」に関する18項目の平均スコア(社内指標) | 前年度スコアを上回ること |