当社社員が日本沿岸域学会「研究討論会2025」優秀講演表彰を受賞

2026年01月28日

日本沿岸域学会の『研究討論会2025』において当社社員である淺井貴恵(技術研究開発センター ブルー・グリーンインフラ技術グループ 研究員)の研究発表が、このたび「優秀講演表彰」(以下、「本表彰」)を受賞しました。

同学会は、沿岸域に関わるあらゆる問題を総合的に議論できる自然科学、社会科学、人文科学の各分野が融合した学際的な学会です。同学会の年次大会である『研究討論会』には海洋工学・環境学・水産工学などに関わる多くの研究者が集まり、広い視点での研究発表と討論が行われ、本表彰は、研究討論会において優れた研究発表を行った若手会員に対して授与されるものです。

今回の受賞テーマである『直立構造物に設置した多様な生物生育基盤に関する海域実験』では、CO2吸収や水質浄化機能が着目され、港湾域において藻場等のブルーインフラの拡大が推進される中、多種多様な生物の生育場としてはあまり適さない単調な直立構造物に形状や表面加工の工夫を施した「生物生育基盤」(以下、「基盤」)を設置し、生物の着生・生育効果を検証しています。

検証の結果、基盤では植物の着生を促すことができ、特に三角突起形状の基盤は、平面部では植物、斜面部では動物の被度が高い傾向が分かりました。つまり、三次元的な構造の変化を与えることで、基盤全体において多種多様な付着生物の着生を促す効果が認められました。

三角突起基盤

三角突起基盤

今後も当社は、時代の変化や社会のニーズを見定めながら、海から未来へ、新たな挑戦を続け、ブルーカーボン生態系の拡大および生物多様性の向上、さらにはネイチャーポジティブ(自然再興)に資する技術の開発を行い、社会の持続可能な発展に貢献していきます。

表彰状

表彰状