2023年12月25日
東亜建設工業株式会社(東京都新宿区:代表取締役社長 早川毅)はこのほど、カンボジア王国シハヌークビル港湾公社(Port Authority of Sihanoukville : PAS)からシハヌークビル港 新コンテナターミナル工事を受注しました。
工事期間は1,095日(約36ヶ月)、契約金額は約236億円です。
本事業は、国際協力機構(JICA)による日本政府開発援助(ODA)の有償資金協力(円借款)により実施されるもので、シハヌークビル港に新たなコンテナターミナルを建設し、アクセス道路や橋などの土木工事および管制室などの建築工事も行うものになります。
シハヌークビル港は、カンボジア王国唯一の大水深港として同国の物流と経済発展に重要な役割を果たしてきましたが、同港のコンテナ貨物取扱容量では、近年、堅調に増加するコンテナ貨物需要に対応できないことが予想されています。本工事により、貨物取扱能力を向上させ、物流機能を強化することで、同国におけるさらなる貿易促進および経済発展が期待できます。
当社は、昨年9月に円借款事業であるシハヌークビル港多目的ターミナル整備事業追加工事を受注しており、本工事と併せて、引き続き同国の港湾インフラ開発に携わっていくこととなります。また、本工事で建設予定の新コンテナターミナルは、将来的に第2ターミナル・第3ターミナルの拡張も予定される事業です。
当社は、本工事の完成に向けて、得意とする専門技術および豊富な経験を活かして着実に施工を行うとともに、カンボジア王国の経済成長・発展に伴う様々なインフラ整備需要に対し、引き続き、多くのプロジェクトへの参画を通じて、同国の更なる発展に貢献して参ります。
新コンテナターミナルの建設 | :延長350m、 水深-14.5m |
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浚渫工事 | :4,900,000 m3 |
埋立工事 | :1,270,000 m3 |
地盤改良 プレファブリケイティッドバーチカルドレーン工事 |
:380,000 m |
鋼管杭打設 | :350本 |
コンクリート舗装工事 | :57,038 m2 |
アクセス道路、 アクセス橋 |
:2.2 km |
建築施設 (管制室など計14施設) |
:11,062 m2 (合計延床面積) |
(日本工営株式会社より提供)