東亜建設工業・鹿島建設・若築建設JV
東京港臨港道路南北線沈埋函(2号函・3号函)製作・築造工事
「厚生労働大臣表彰 優良賞」を受賞

2021年07月07日

東亜建設工業株式会社(本社:東京都新宿区 社長:秋山優樹)が代表者を務める共同企業体が施工した東京港臨港道路南北線沈埋函(2号函・3号函)製作・築造工事は、厚生労働省より令和3年度の「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」の優良賞を受賞しました。

この表彰は、全産業を通じて、災害が起こっていない期間が特に長く、職場のリスクを低減する取組が特に活発に行われているなど、他の模範と認められる優良な事業場や団体をたたえるものです。
今年度の優良賞は、建設業に関わる14の事業場が受賞しました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19194.html

当工事では、基本的な安全活動の徹底に加え、VR(仮想現実)で長大な沈埋函の曳航作業が体験できる操船シミュレーター機を用いたシミュレーションを実施し、各曳船の船長や操船者が参加して、手順、役割、連絡体制や現地海域の視程、条件等の事前確認訓練を行うなど、ICT技術を活用した安全確保により、約4年半にわたる全工期中、無災害(41万時間)を達成しました。

【北市所長(東亜建設工業所属)のコメント】
今回の名誉ある賞を受賞できたことは、工事を担当した者はもとより、当社をはじめとする共同企業体の各社員全員に向けて明るい話題を提供し、今後の安全活動の励みになる出来事であると大変うれしく感じています。
4年7ヶ月という長い工期の中、苦楽を共にした共同企業体の職員の方々、そして多くの協力会社の皆様に感謝すると共に、工事に携わった方々全員に改めてお礼を申し上げます。
今回の受賞を契機とし、新たな気持ちで工事の安全活動を展開し、無災害の実績を実直に積み重ねていくことで、再度の受賞ができるよう日々の業務に精進する所存です。

表彰状授与
左は、三原じゅん子厚生労働副大臣、右は、北市所長