2020年02月03日
東亜建設工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:秋山優樹)は、バングラデシュ人民共和国のバングラデシュ経済特区庁(BEZA)と、「外国直接投資促進事業バングラデシュ経済特別区(SEZ)造成工事」に関して、2020年1月27日に現地にて契約調印しました。
工事期間は912日(約30ヶ月)、契約金額は約85億円です。
本工事は、同国のダッカ管区ナラヤンガンジ県において、約200ヘクタールに及ぶ経済特区及び周辺インフラのための造成地を建設する工事で、国際協力機構(JICA)による日本政府開発援助(ODA)の有償資金協力(円借款)により実施される事業です。造成に使われる埋立砂は、工事場所の東に位置するメグナ川流域の川底から浚渫し、パイプラインで圧送して埋立を行います。
南アジアに位置する同国は、近年7〜8%台と非常に高い経済成長率を持続しており、今後も続くと予想される人口増加も相まって、堅調な発展が見込まれています。そのような状況の中、外国企業を誘致するための投資環境をより一層充実させるため、同国政府は今後100ヵ所に及ぶ経済特区の建設を計画しており、その中でも本経済特区は他のモデルケースとなるよう特に重要なプロジェクトの一つとして期待されています。
将来的に多くのインフラ需要が見込まれる同国は建国以来、日本と繋がりが深い親日国でもあり、質の高い日本の建設技術の移転が求められています。今後も、当社の得意とする専門技術を活かして、同国の発展に寄与できるよう貢献してまいります。
当社は、Google Maps Platform の正規契約代理店である国際航業株式会社を通してライセンス契約をしております。
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手前右:バングラデシュ経済特区庁 サレ・アフメド Project Director
手前左:東亜建設工業株式会社 執行役員国際事業部副事業部長 植松 正毅