エルサルバドル共和国
中米最大となる国際貿易港「ラ・ウニオン港」開発事業の土木工事を受注
〜日・中米交流年に、中南米地域における初の大型受注〜

2005年03月18日

東亜建設工業は、エルサルバドル共和国「ラ・ウニオン港」のコンテナターミナルや岸壁整備等に関する土木工事の国際競争入札にベルギーのヤン・デ・ヌール社と共同で参加し、日本時間の2005年3月17日、エルサルバドル空港・港湾運営自治委員会(CEPA)との間で、日本円換算で総額約140億円の工事契約を交わしました。

工事期間は、2005年4月より36ヶ月間です。今回の工事は、面積約22.4haのコンテナターミナルや延長560mの岸壁等を整備するものです。

ラ・ウニオン港は、首都サンサルバドルから東へ185kmのフォンセカ湾内に位置する自然の良港で、既に整備された陸路によるアクセスが良いという立地にあり、将来的には、中米地域のみならず、北・南米諸国への陸・海運物流のハブ基地に発展することも期待されています。

<日・中米交流年>

2005年は、日本と中米5ヶ国(グアテマラ、エルサルバドル、コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス)との外交関係樹立70周年にあたります。この機会を捉えて2005年を日・中米交流年とし、政治、経済、文化等様々な分野で総合的な記念交流行事が開催される予定です。交流年の対象は、SICA(中米統合機構)加盟国7ヶ国(ベリーズ、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ)及び準加盟国1ヶ国(ドミニカ共和国)の計8ヶ国です。

■ラ・ウニオン港の位置