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現場レポート 東亜建設工業が手がけている現場から

vol.1

大阪港・夢洲トンネル沈埋函2函を設置

短期間で船舶の航行が可能となるワンタワーポンツーン方式。短期間で船舶の航行が可能となるワンタワーポンツーン方式。
ポンツーン2隻で沈埋函を吊り下げ、ウィンチタワー1基で位置決めと沈設を行う。

大阪港は港と町が一体となる総合的な空間づくりを推進しており、舞洲・夢洲・咲洲地区では、コンテナターミナルや防災基地、物流センター、展示会場、野鳥園、居住地など様々な施設の整備が進められています。

施工場所

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  • 施工場所

工事概要

工事名:
大阪港夢洲トンネル沈埋部(1・2号函)沈設工事
発注者:
国土交通省近畿地方整備局
施工場所:
大阪市住之江区南港北1、2丁目地先
工期:
2005年3月〜2007年2月
施工者:
東亜・若築・国土総合特定建設工事共同企業体(現場代理人:櫻井毅、監理技術者:清水稔朗)

2000年に着工した夢洲トンネル事業は、咲洲と夢洲の両地区を結ぶ延長約2.1kmの区間に、鉄道と道路を併設した海底トンネル(沈埋トンネル工法)と陸上トンネル(開削工法)を整備するものです。約2.1kmのうち、沈埋トンネル部は806m、8函の沈埋函を設置します。

沈埋トンネル工法は、製作ヤードなどで製作した沈埋函を設置場所まで曳航し、予め掘削した海底に沈設して水圧等により函を相互に接合した後、土砂で埋め戻して完成させる海底トンネルの建設工法です。沈埋函の製作と基礎マウンドの造成を同時に行えるため工期の短縮が図れます。

沈埋函の形状は高さ約8.7m、幅約36.5m、長さ約100m、重さは約30,000t。赤く塗装したバルクヘッドで両端を閉じて曳航・沈設を行なう。沈埋函の形状は高さ約8.7m、幅約36.5m、長さ約100m、重さは約30,000t。赤く塗装したバルクヘッドで両端を閉じて曳航・沈設を行なう。

真ん中が地下鉄の複線鉄道、その両側に2車線の道路、両端には避難用通路ができる。真ん中が地下鉄の複線鉄道、その両側に2車線の道路、両端には避難用通路ができる。

沈埋函構造

当社は本事業の沈埋トンネル部において、4号函の製作工事(2005年11月竣工)と、咲洲側に設置する1・2号函の沈設工事を行っています。沈埋函を設置する基礎マウンドの造成を終え、2005年11月20日に1号函、2006年1月9日に2号函の沈設工事が行われました。

4号函の製作工事

プレスリリース「加振併用型充てんコンクリートによる国内初の施工が完了

沈埋函は、堺市内の造船ドックで製作し、咲洲海浜緑地前面の仮置場に曳航してウィンチタワー等を取付けた後、設置場所に曳航、沈設しました。この工事では、2隻の沈設ポンツーンで沈埋函を吊り下げ、1基のウィンチタワーで位置決めと沈設を行うワンタワーポンツーン方式を採用しました。

1号函を咲洲側に沈設中。丸い建物は「なにわの海の時空館」1号函を咲洲側に沈設中。
丸い建物は「なにわの海の時空館」

タワーが1基のみとなるため沈設後の撤去作業が迅速に行え、また水路閉鎖区域も少ないことから、現場付近を航行する船舶への影響が最小限に抑えられます。

沈設後、艤装品撤去工や函底コンクリート工(函底と基礎石の隙間に水中不分離性コンクリートを打設)の施工を行い、今後は沈埋函の周囲を土砂で埋め戻す工事と、継手工や道床コンクリート工などの函内整備を行いながら、2007年2月まで工事が続きます。沈設後、艤装品撤去工や函底コンクリート工(函底と基礎石の隙間に水中不分離性コンクリートを打設)の施工を行い、今後は沈埋函の周囲を土砂で埋め戻す工事と、継手工や道床コンクリート工などの函内整備を行いながら、2007年2月まで工事が続きます。

まめ知識

沈埋函を運ぶ

夢洲トンネルの沈埋函は1函の重さが3万トンもあります。しかし、函体の中は車や電車が通れるように空洞なので、同じ容積の海水に比べると沈埋函の方が軽く、穴にフタをすると海面に浮かべることができます(船と同じ原理)。沈埋函は、海上を小船で引っ張りながら目的地まで運んでいきます。

沈埋函を沈める

沈埋函の両側にある狭い空洞(避難用道路)にタンクがあり、沈める時はこのタンクに海水を入れて函を重くしていきます。沈埋函が重くなると、その上に予めセットしておいた箱状の浮力体(沈設ポンツーン)からワイヤで吊るされた状態になり、沈設ポンツーンのウィンチを操作しながら沈めます。

●沈埋函を沈める詳細図を見る>

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