外付け耐震補強工法

外付けブレースによる耐震補強工法(OFB工法)

Outer-frame brace

概要

本工法は、既存建物の外側(ベランダや外部廊下がある場合には、その外側)に鋼製の引張ブレースを取付けることで強度の増大を目的とした耐震補強工法です。ブレースの取付け方法は、既存架構にRC造の梁を増設した後、梁先端に金物を取付け、これにブレース材を定着します。
なお、既存躯体、増設梁及びブレース取付け用金物には貫通孔を設け、これにPC鋼棒を通し、緊張力を付与することで一体化を図ります。

接合部概要図1
接合部概要図2

接合部概要図

特長

1)建物の外側にブレースを取り付けるため、室内側の工事がほとんどありません。
2)補強後も、室内の採光状況にあまり変化がありません。
3)補強後もベランダ、廊下等の使用性に変化はありません。
4)補強による荷重の増加がほとんどありません。
5)在来工法である枠付鉄骨ブレース工法と比較すると、コストダウンと工期の短縮が可能です。

その他

評価表彰

  • (一財)日本建築防災協会の技術評価を取得しています。(建防災発第2452号)

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