AIを活用した土の粒度分布判定システム

ASYST

ASYST(Artificial intelligence SYstem for effective utilization of Soil by Toa)

概要

ASYSTは、AIによる画像解析技術を利用し、土砂の粒度分布を推定する技術です。標準的な粒度試験と比較して短時間で粒度情報を把握できるため、建設発生土の有効利用判定や利用計画、地盤改良工事などの施工管理に活用することができます。

粒度分布判定システム「ASYST」の概要

粒度分布判定システム「ASYST」の概要

  • 解泥土砂のセット

    解泥土砂のセット

  • 撮影および画像アップロード

    撮影および画像アップロード

特長

(1) 浚渫・埋立事業や地盤改良工事など、臨海部の軟弱地盤を対象とする施工現場で出現頻度が高い、砂質土〜粘性土(粒径4.75mm以下)の粒度推定が可能です。
(2) 解泥した(水で解きほぐした)土砂を撮影対象としているため、土砂に含まれる細粒分の団粒化に伴う粒径の誤認識を防止し、推定精度の向上を図っています。
(3) 土の採取から試料準備、AIによる粒度推定までを1時間以内で実施できます。
粒度分布判定システム「ASYST」から得られる結果の例

粒度分布判定システム「ASYST」から得られる結果の例

その他

関連特許

  • 特許第7300403号、特許第7281500号

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