明石工業高等専門学校とネーミングライツ協定を締結
〜高等専門学校で全国初の施設命名権〜

2023年12月12日

東亜建設工業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:早川毅、以下「当社」)と独立行政法人国立高等専門学校機構明石工業高等専門学校(所在地:兵庫県明石市、校長:土居信数、以下「明石高専」)は、このたび、明石高専施設のネーミングライツ(施設命名権)取得に関する「明石工業高等専門学校ネーミングライツに関する協定書」(以下「本協定」)を締結しました。

明石高専は、所有する資産等の有効活用を通じて、事業者等との連携の機会を拡大するとともに、教育研究環境の向上を図るために、ネーミングライツ制度を2023年6月に導入しています。当社は、このたび、当制度の趣旨に賛同し、都市システム工学科棟2階「4C教室」(以下「本施設」)のネーミングライツ公募に応募、校内での審査を経て、ネーミングライツ・パートナーに選ばれました。

本施設は、道路・河川堤防・橋・港といった社会基盤の調査、計画、設計、施工や維持管理等を学ぶ都市システム工学科の4年生が使用する教室で、2023年12月1日から3年間、愛称は「東亜建設工業 4C Room」となります。なお、本協定は、高等専門学校施設におけるネーミングライツ(施設命名権)取得に関する全国初の事例です。

当該施設に設置された愛称名看板

明石高専は、日本のモノづくりを支える専門知識を有した人材の育成をはじめ、地域社会と連携して共同研究やリカレント教育にも積極的に取り組んでいます。Society 5.0の到来に向けて、高度な専門性に加え、新たな価値やビジョンを創造できるスタートアップ人材の育成にも取り組んでいます。

当社も創業以来、社会資本の整備を事業の根幹とし、創業者である浅野総一郎が残した言葉である「社会を益する」という志を体現すべく、時代のニーズにあわせて領域の拡大を続けながら成長を続けて参りました。2030年に目指すべき姿となる長期ビジョン〈TOA2030〉においても、「社会を支え、人と世界をつなぎ、未来を創る」という想いを掲げ、その実現のために、事業拡大を推進する組織づくりと人材育成の両立を図っています。

参考 )ESG経営>人材育成

本協定締結を機に、当社は、明石高専と連携して、「東亜建設工業 4C Room」の愛称が多くの学生に親しまれ定着するよう努め、同校の人材育成への取組みや、教育研究環境のより一層の充実に寄与していきたいと考えております。

当該施設外観

本件に関するお問い合わせ先

東亜建設工業株式会社
経営企画本部 経営企画部 広報室
E-Mail:toa-webmaster@toa-const.co.jp
TEL:03-6757-3821