技術研究開発センター『国際技術グループ』を新設
〜海外工事で適用できる技術開発を促進〜

2013年02月27日

東亜建設工業株式会社(東京都新宿区:社長 松尾正臣)は、平成25年4月1日付で技術研究開発センター内に「国際技術グループ」を新設します。

目的

当社の国際事業は、1963(昭和38)年のシンガポール進出を足掛かりに営業展開し、東南アジア(シンガポール、ベトナム等)を拠点としながらも、中東ドバイへの進出など、事業規模、並びに事業エリアの緩やかな拡大を遂げ、現在、当社の事業の3つの柱(国内土木事業、国内建築事業、国際事業)の一角を担っています。 国内の建設投資が、一時的に回復基調にあるものの、将来的には縮小傾向に向かうものと考えられる中、国際事業における競争力をさらに高めるためには、「海外工事で適用できる技術」、「国際的人材の育成」の充実が喫緊の課題となっています。

特に「海外工事で適用できる技術」に関しては、国内で育てた技術をいかに「早く」「安く」「良品質」で「大量処理」が可能な技術に進化させていくことが重要です。

そこで、国内技術分野ではトップクラスの技術陣を擁する技術研究開発センター内に国際技術グループを新設し、既存5グループや設計部海外グループと連携して、国内技術を速やかに「海外工事で適用できる技術」に発展させていく体制を整えていきます。

「国際技術グループ」の役割

  • (1)国際事業で発生する諸問題に、技術研究センターの既存5グループや国内関連部と連携し、早期の研究開発テーマとして取り組む。
  • (2)当社の海外の事業領域において採用されている技術情報や研究開発情報を入手、分析する。
  • (3)当社の保有工法の海外適用可能性(品質面、価格面)を検討する。
  • (4)高度な技術やノウハウを持つ国際的人材を育成する。

< 添付資料 >

本件に関するお問い合わせ先

東亜建設工業株式会社 経営企画部広報室 清水
TEL:03‐6757‐3821 / FAX:03‐6757‐3830