平成19年4月1日の「港湾の施設の技術上の基準を定める省令」の改正にともない、港湾の施設の設置者が今後の施設の維持管理の計画をたて実行することとなりました。
施設の老朽化に対し、計画的かつ効率的な改修だけではなく、施設の延命化・長寿化に向けた取り組みとして定期点検の実施などが重要になっています。
例えば愛車を長く使っていくためには・・
今後は、維持管理計画策定にともない、維持管理に関する記録が増加するとともに、点検履歴を反映した維持管理計画の定期的見直しが行われるようになります。このような情勢の中、遠隔モニタリングや施設の情報管理ソフトなどの支援ツールが求められています。
東亜建設工業では、以下に示すような関連技術に対応いたしております。
構造物の劣化などの変状は、静かにゆっくりと進行していきます。構造物にセンサーを埋め込み、あらかじめ設定した管理値にデータが近づくと、インターネットを介して管理者にお知らせする遠隔監視のシステムです。
桟橋などの構造物は平面的に広く、海面から部材までの高さが異なるのが通常であるため、塩分の飛来環境の違いなどに起因する多様性が見られます。
本システムは、主に桟橋を対象に、多様性に富む塩害劣化の進行を確率論的に予測します。また、構造物から得られる便益を考慮し、補修費用の平準化などを試算するマネジメントが可能です。
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